費用・準備物

フラメンコ発表会の費用は?

発表会の費用、気になりますよね~!
バレエの発表会もかなりお高いとは聞きますが・・・フラメンコもやはり高いです。

出演費用、と、ひとまとめにしてしまうと高いなぁと思いますが、ギターさん、歌い手さんのギャラ、舞台監督さんをはじめとする照明・音響等のスタッフさん達、会場費、宣伝費、更に衣装代、なんて入れたら、「あぁ、それくらいしちゃうかも。」と、思える、自分に言い聞かせられる金額です。
とは言いましても、やっぱり高いです。「お金がお金が」っていちいち気にしてすんごい考える方には不向きな趣味です。

発表会費用、公開します!

私の場合は、大ホールで1曲、群舞での出演で8万くらいかかります。
4人の群舞でも15人の群舞でも、金額は変わりません。(人数構成は先生が決めます)
ただし、この8万円には上記でも触れたように、衣装レンタル代、ピアス等の小物レンタル代、唄い手やギタリスト代、会場代など、チケットとDVD代金以外のすべてが込みです。

それでも、やはり高いでしょう?
そそそれでも、3曲出て25万近い出演料を払う人、少なくないのです。
私のクラスは、みんな2曲は出ます。
上級生になると、並行して新しい曲を数曲習いますし、手持ちのレパートリーが多いためです。

衣装の自己負担やチケットノルマがあるところも

教室によっては、
・発表会の頻度が2年に1回だったり
・会場がレストランやタブラオで会場費が安かったり
出演料は安いけど、衣装は自分たちで用意したり(レンタルや購入)
様々な条件があって、発表会の費用相場は明確ではありません。

特に、衣装が自己負担の教室では、10万前後の衣装を購入したものの、毎年同じ衣装を着る訳にはいきませんから、自分で着るのはほんの1,2回で、あとは仲間内で貸し借りをしたり、発表会の前にレンタルショップで群舞の人数分の衣装を確保したり・・・と、ただでさえ忙しい発表会の時に、更なる金銭負担と衣装選びの時間が割かれることになります。

チケット代も、ノルマという形で負担になる教室もあれば、うちのように希望する枚数だけ買う、という教室もあります。うちは「集客に協力してね」とはプッシュされますが、中には誰も呼ばない出演者も居たり、会場は空席が目立ちます。発表会も何度目になると、毎年観に来てくれる稀有なお客様は、彼氏か家族くらいです。

フラメンコってタイヘン!最初、そう思ってしまうのは仕方がない・・・。
今でも、「あぁ、私フラメンコやっていなかったら、今頃どれくらい貯金できたんだろうなあ。どんな豪華な海外旅行ができたんだろうなあ。」と、気が遠くなりそうな時もあります。
でも、お金お金!、節約節約!、という日々よりも、好きなことに自己投資できている毎日は、とても充実。

フラメンコ、お金がかかるのは事実。でも!!

黙々と走るマラソンや、リラックスヨガや、山ガールetc。
体を動かす趣味は沢山ありますが、あなたもきっと、綺麗にヘアメイクをして衣装を着て、苦楽を共にした仲間たちと輝く舞台にあがるとわかるはず。それだけ夢中になってしまう目に見えない魅力があるのです。

フラメンコ、まず初期費用は?はコチラからどうぞ。

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